- HOME>
- 各種ワクチン
各種ワクチン
シルガード9
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性行為の経験がある女性の多くが一度は感染するといわれています。このウイルスには、子宮頸がんの主な原因となる「高リスク型」と、尖圭コンジローマなどのいぼを引き起こす「低リスク型」が存在します。これらの感染を予防する有効な手段の一つが、ワクチン「シルガード9」です。
シルガード9は、HPVの6型・11型・16型・18型・31型・33型・45型・52型・58型の計9種類の型に対応しており、広範囲な感染予防が期待できるワクチンです。日本では2021年から接種が始まりました。海外ではすでに男女を対象に接種が進んでおり、子宮頸がんの発症率が大きく減少しています。しかし、日本では現在も子宮頸がんの患者数が増加傾向にあり、予防の重要性が高まっています。
2025年8月25日より、女性だけでなく、男性の方へのシルガード9の接種が認められました。もちろん当院でも接種可能です。
ガーダシル
ガーダシルは、HPVの6型・11型・16型・18型の感染を予防するワクチンです。子宮頸がんの予防に加え、中咽頭がんや尖圭コンジローマの発症リスクを下げる効果も期待されています。
当院では、大阪市にお住まいの小学校6年生から高校1年生相当の女子を対象に、HPVワクチンを無料で接種しています。対象年齢を超える女性の方については、任意接種(自費)での対応となります。
男性の方にも、ガーダシル接種を行なっています。